足を洗うべき世界
企業内労働者から足を洗う
いわゆる給料をもらって働く世界から早く足を洗う必要があります。
いつまでもその世界にいると、どっぷりつかってしまい抜け出ることが難しくなり、まともな世界に戻れなくなります。
ただ、40年間勤め上げると報奨金がでますが、40年もの長期の割に少ないので失うモノの方が大きいです。
早く抜け出さないと、お天道様にまっすぐ顔向けもできなくなり、世間や愛する家族にも顔向けができません。給与労働者社会で生きることしかできなくなってしまいます。
給与労働者の世界には「自由」が存在しません。親分の言うことには逆らうことはできません。時には過酷な労働を強いられ、病院送りにされることもあります。親分の身代わりになることもあるでしょう。
組織の上下関係は厳しく、兄貴分に逆らうことはできません。
基本的に夜寝ることはできますが、24時間体制で休みもなくなることもあります。
親分の指示により休みだろうが、働く必要があります。上からの命令は絶対でコンプライアンスに抵触するような犯罪を犯すこともあります。
給与労働者は食うに困るほどではないですが、裕福でもありません。親分のおかげて生きていられるという精神を植え付けられます。
しかし、精神的なストレスはかなり大きいものがあります。生きるか死ぬかの世界です。
いつ殺されてもおかしくない状況です。
このような世界からは早く足を洗うことが賢明です。
やはり洗脳
タクシーの運転手は付加価値の高い仕事をしていません。さらに、労働者です。そのため低所得者になるのです。
中小企業の経営者は基本的に文句を言いません。
中小企業という弱小に見える隠れ蓑を着ることにより、労働者からの稼ぎを搾取していい暮らしができるからです。
中小企業の経営者は資本家であり労働者ではありません。おいしいところを得ています。さらに、中小企業は国から守られているのです。
日本の99.7%が中小企業であるといいますが、保護されて居心地がいいので99.7%もの大多数が中小企業になるのです。存在するのが困難であればもっと比率は少ないはずです。
中小企業の経営者は非常に経営が苦しく、いつ首を吊ってもおかしくないような描かれます。
この洗脳は強烈です。
そして、サラリーマンはそれほど贅沢はできないが気楽にそこそこの生活ができているように描かれます。
この洗脳も強烈です。
世の中、完全にこの構図が出来上がっています。
お金で買える最高のものは「自由」
お金で幸せは買えません。
ではお金で買える最高峰のものはと問われると、「自由」になります。
お金があると自由になれます。お金で「自由」を買うことになるのです。
まず、給料をもらう立場の労働者からは解放されます。
お金があれば嫌な仕事の依頼は断ればいいのです。好きな仕事だけをすればいいのです。お金のために働く必要がないからです。生活費を稼ぐ必要がある状態であれば、嫌な仕事でも食うに困るので断ることはできません。
「自由」すなわち足かせのない状態は人生における最高の状態と言えます。
もちろん、すべての事項において自由になるわけではありません。自由だから法律を侵すようなことをしてもいいわけではありません。経済的な面に関しては自由であるということです。
しかし、この経済的な面というものは人生において比率が大きいものとなります。生きるための労働がなくなるのです。すべての労働をなくすわけではないのです。好きなことのための労働はなくす必要はありません。
好きなことだけで食べていける世界
全員がいっせいに好きなことだけをやり始めたら世界は滅びるのでしょうか?
すでに好きなことしかやっていない人からすれば、いつもと変わりがないことです。
いやなことをしていた人にとっては、願ってもないチャンスです。好きなことをやれる好機です。
しかし、お金を稼ぐとなると、だれかの困りごとを解決する必要があります。そこに需要があるのです。好きなことをしてもいいのですが、自己満足では対価を頂くことはできません。
現在、多種多様なことを好む人がいますので、需要は至るところに存在します。パイ自体は小さくなっていますが、いまは全員右向け右ではないのです。多様性の幅が比べものになりません。個々人がこだわりをもつようになっています。
かなりマニアックであっても刺さる人はいます。わかる人にはわかるのです。しかもそれで十分食っていけるのです。
ベースロード
好きではないが、ほとんど手を加えず月に10万円ほどの利益がある業務をします。
次に、お金に働いてもらい(株式投資など=資本側になる)月に15万円ほどの利益を上げます。
これでベースロードとして月25万円は確保できます。
さらに、月に1~2万円ほどしか利益の出ないことを3つ(もちろん好きなこと)ほど行います。
これで、月に30万円は利益を生むことができます。
先程のほとんど手を加えず月に10万円ほど利益を上げる業務および月に1~2万円ほどしか稼がない業務を個人事業主として行えば、家賃、車代、電気・ガス・水道代、通信費、書籍代などは按分で費用計上できます。
生活費の一部を事業が負担しているようなものです。
ベースロードがあれば、好きなことだけをして十分生きていけそうです。
好きなことだけをして生きていると、そのような人ばかりが集まる別世界が存在していて、より楽しい世界が待っているような気がします。